第116回 2016.2.26(金)
「親から子へ」
「娘と孫息子が夕方、私の家に来て息子も仕事が休みなので孫の子守で、ゆっくりしていました。「ちょっと
ミシン使うね」と娘。「おっ!今度は何を作るんだろうか?」と頭の中で少し考え、それでも私は
ウキウキしながら「う~ん!使っていいよ」と
テレビを見ながら声を掛けました。
そういえば私は短大時代、服装科でした。基礎から学び徹底的に鍛えられました。
結婚してからもミシンは、なくてはならない存在になり今では時々
ポプリなど作っています。
そのせいか、以前母が「あんたに似て、あーちゃん(娘)ミシンが好きだわ。
ハハハ」と笑っていたなぁ。とそう思っている間に娘はトイレに行った時を見計らって、そっと
部屋をのぞいてみました。
「まぁ!そうくんの手提げ袋を作っているんだ」。それも器用で細かな作業です。私は驚き
胸が高まりキュンとなりました。「やっぱり、そっか」。娘と私は
遺伝子がつながっています。ということは、
おのずと好きなことは同じように、やってみたいと思うのでしょう。私は嬉しいやら楽しいやらで本当に
愉快。
親から子へと伝えられるって素晴らしいことだと実感し、ちょっぴり涙ぐむ。今度は何を作るんだろうか娘は?私も
興味が湧き、どんな構造を練るのやら想像するだけでも
ワクワクしています」
★娘は作り物が大好きで子供用など楽しんでいます。