第126回 2016.6.22(水)
「バス停で親切ありがとう」
「先日私は橘通3丁目のバス停にいると、ちょうど友人とばったり会って、2人座って話していました。あと5分ほどでバスが来ます。友人から
お菓子をもらい、私は「ありがとうございました」と
バッグと首に下げたニモカカードを下ろし、お菓子をバッグに入れました。
バスが来たので「お疲れさま」と友人に言いながらニモカをかざそうと思った
瞬間、「ない、バッグに入れたかな?」。すると、「忘れているよ。ほら」と
年配の女性の方が大きな声で言いました。ニモカを首に下げていたのが落ちたんだろうか?女性の方が
走って持って来てくれました。
見ず知らず方に本当に親切にしていただいて、ありがとうございました。もし忘れてしまって、
再発行と思うと最悪でした。また橘通3丁目のバス停でお会いしたら
お礼をしようと頭の中で考えています」
★ニモカがないと困るんです。その方本当に、ありがたかったです。感謝!
第125回 2014.6.21(土)
「歩道の近くにバス停車して」
「バス停で待っていると、バスが止まりました。見ると歩道から私の足で1歩以上も離れています。私は杖をついているので、バスに乗るのも本当に
難儀です。ドアが開き、それも1歩ほどなら、なんとか
踏ん張って、ドアに、しっかりつかまれば乗れると思いますが、
1歩以上離れていると、恐る恐る杖をつき、ドキドキしながら道路に下り、それでも、ちょっと
深呼吸して、やっと乗るんです。帰りのバスで、それが離れていれば
最悪です。このようなことが毎日続けば、少々問題が生じます。バス
乗務員の方たちは、特に高齢者や障害者のために、安全に、安心して乗り降り出来るように、
道へ寄せて停車するよう心掛けています。その方たちが日々神経を行き届かせている
光景は「いつも、ありがとうございます」と感謝したくなります。でも、まだまだ
認識不足だと私は思います。「寄せる」の
意味を正しく理解して欲しい、とあらためて思うのです」
★2014年に掲載されましたが、少しずつ良くなっていると思います。とても感謝しています。
第124回 2015.6.27(土)
「孫の思い」
「「明日フローランテ宮崎に行こうよ」と娘が突然言いだし主人も私も、ちょっと
戸惑っていました。でも、孫息子と一緒に出掛けるのも、久しぶりだと
思い切って行くことにしました。午後、家族で
目的地に着きました。私は車いすを借り主人が押してくれました。いろいろな、かわいい花が
一面に咲いています。すると、孫が私の姿を
ジロジロと見て気になっていました。(
ははぁ!そうか初めてか。私が車いすを使っているので不思議なんだな)「バーバ!大丈夫」と、いてもたってもいられない状況の孫。主人は当たり前のように
ササッと移動します。どうにかできないものだろうかと孫は考えたらしい。「ジージ!
そうたくんがする」「いいよ。ジージがするから」と主人。
精一杯の力を出して「そうたくんがするから!」と大きな声で。私は、ニコニコ笑って「じゃぁ!お願いします」「
よいしょ、よいしょ」と声を掛け小さな孫は
一生懸命それでも器用に車いすを動かしていました。その思いは私の背中から想像すると伝わってきて本当に
涙が出るほど嬉しかった。もうすぐ3歳になろうとする孫。こんなにも考えていたとは思わなかった。明るくて、いろんな人に「
こんにちは」とあいさつします。思いやる気持ちは、ずっと持ち続けてほしいと願う。私は
大切にしたいと思いました」
★孫息子は今みんなと精一杯楽しんでいるそうです。2015年「MRTラジオ団塊パラダイス」で放送されました。