日々の生活の中で感じたことを徒然なるままにお届けします。
第3回 1996.11.5(火)
「身体障害者に豊かな生活を」
「私は身体障害者です。右の麻痺と失語症があります。発病後4年が過ぎました。3年前は、リハビリに行って帰るという毎日でした。
でも、4年目になると、自分のことは、ちゃんと考えなきゃと思い、料理を作り、洗濯をし、生活する能力が次第に身につくようになりました。喫茶店で
コーヒーを飲んで、外食もできるように、少しずつ生活
範囲を広めていきました。
そして、バスにも乗り、美術館などへも行きました。月並みな事でも、
身体障害と隣り合わせで生きなければなりません。市の
福祉保健センターでは、機能訓練事業などを実施しているのですが
リハビリだけでなく、身障者がより生活を
豊かにでき、社会参加できるような趣味の教室や講座などを開催して欲しいです。
障害とは、一生の付き合いであり、今までの生活とは、違った生き方をしなければならないのですから」
★私たち障害を持つ人たちに精一杯生きて欲しいと思います。
私は地元の新聞の読者投稿欄が好きで自分でも投稿しています。だいぶ前になりますが、平成8年7月1日(月)の欄に載りました。
第2回 1996.7.1(月)
「バス停にベンチ設置して
ほしい」
「私は、身体障害者です。失語症と半身不随になって、右手と右足が不自由です。歩く時には装具と靴と杖(つえ)を必ず使っています。
最初は、宮崎市の某病院からバスに乗って、
自宅近隣のバス停で降りて、坂を上って帰る練習をしました。それから、何回もバスで病院や商業施設、
市役所などへ行くようになりました。
この前、バス停でバスを待っていると、バスが、なかなかこないのです。ベンチに腰かけようにもベンチがないのです。
不自由な体で,ずっと立っているのは、たいへんきついのです。
繁華街やその周辺には、ベンチがあるので座っています。バス停にはベンチがないと不便と思います。お年寄りや身障者のためにも、ぜひベンチを
設置できないものでしょうか?」
★この投稿から現在では、バス停にベンチが設置され、バスの利用も快適になりました。
★友達が「ブログを始めたよ!」と言いました。私も投稿するのが大好きなので、ブログ始めちゃいました。
第1回 2011.7.24(日)
「半分残ったアイス」
「アイスはもう何十年も食べていません。あまり欲しいとは思いません。
この所日差しが強く、気温がぐんぐん伸び、30度以上になる日が続いています。そんな日は冷蔵庫を開けると、
ひんやりして、気持ちがいいです。冷蔵庫にはアイスが沢山あります。
主人、息子、娘の3人で食べ、すぐになくなり、主人が随時補充しています。
私はアイスより暖かい物を好みます。幼いころ初めてアイスを母から買ってもらい、ワクワクした
記憶があります。口に含むと、いっとき、のどにしみ渡ります。冷たさに頭のてっぺんが痛くなり
「ひぇっ!」と声を上げました。食べても、食べても、食べきれず、残りの半分を父の机の
引き出しにしまいました。(後で食べよう)と思い、内心
ドキドキしながら…。
「もう食べたと?」と母。「まだ半分あるよ」とウキウキ答える私。すると「半分あるって?どこに置いたと?」と母。
「ほらぁ」と引き出しを開けるが「あれ、ない!おかしいな?」「
アイス溶けてるよ」と母はニコニコ笑っていました。私は「えっ!」と驚き、
がっくりきて「なんで」不思議だったなぁ。
「アイス食べんと?」と主人が聞きます。「冷たいのは駄目なのよ」と私。でも初めて食べたアイスの味は
苦い思い出、そして懐かしくもあり、ずっと忘れないだろうなぁ…」
★アイスは、ずっと食べていません。でもこの(宮崎市)暑さは半端じゃなく超暑い日はアイス食べる?かも?
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