第160回
「小さな親切で涙が出そうに」
「喫茶店のドアを開けようとすると、男性の方が、さっと動きドアを開けて下さった。私は、少し驚きましたが「すみません」と礼を言いました。杖をついた私は、
片手でドアを開けるのが、なかなか思うようにいかない。 その方は、
ニコニコ笑っていました。その方の言葉は日本語ではありませんでした。
私は、席に着きました。その方たちは、男女6人いて、おしゃべりしていました。お礼を言いたいんですが、その方たちには日本語は、
難しいだろうか?そういえば、店員さんに中国の女性の方がいたんだ。
事情を説明すると、その女性の方は「いいですよ」と笑っていました。
私が6人の所に行き「ありがとうございました」と言い、店員さんに通訳して頂きました。
私は、ちょっとのことがうれしい。みんな親切で丁寧な言葉に涙が出そうになります。本当に
感謝しても足りないほどに…」
★コロナ禍で旅行する方も少なくなりました。また宮崎県にも多くの人たちがくればいいなぁ。