第166回 2019.4.2(火)
「バスの中での対応さまざま」
「バスに乗ると、いつもの座席には女性が座っていました。私は右半身不随なので右側は
難儀でした。
すると女性が「あっ!替わりますね」と、直ぐに対応していただきました。なんて
親切な方なんでしょうと私は嬉しかったんです。下車するとき、女性の方に「ありがとうございました。お疲れさまでした」と私は手を振りながら、
おじぎをしました。女性の方も
丁寧な言葉で、それも私は感謝したくなるんです。
でも、ある日「席を譲ってください。右側の座席は難儀なもので…」と私が言うと、
男性は「なんで替わらんといかんのか」とピシッと、それも強い口調
で拒否されたんです。運転士さんも困った
様子でした。
私の説明が不十分だったのか?男性が怒っている
意味が私にはわからなかった。本当に泣きたくなるほど、つらかったんです。優しい、あの女性の方とは「
雲泥の差」だと私はつくづく思いました」
★優しい方は沢山います。たまに分からない方もいますが。
第163回 2019.1.15(火)
「出会って幸せ!」
「朝、あいにくの雨です。外出をバスでしようか?タクシーでしようかと考えていました。いっそのこと家で過ごそうか?
テレビで見たい番組もあるし…。体が不自由な私ですが、じっとしていることができないんです。それに、外に出れば誰かに
会えるかも?
そうこうしているうちに、私の雨がっぱが目に留まりました。窓の外を見ると、この程度なら大丈夫そうです。よし
決行だ。居ても立ってもいられなくなりました。
バッグを背負い、雨がっぱを着て、靴を履き、ドアのカギを閉め、
杖をついて…。
途中、私は無意識に勢いをつけ歩いていました。すると、
女性の方が、そっと
傘を差し出し「大丈夫ですか?」と声を掛けて下さったんです。少し驚きました。雨がっぱを着ていましたが、それでも、お言葉に
甘えて…。「すみません」と伝え、ちょっと照れくさかった。2人で1人の傘に
寄り添うようにして、ゆっくり歩きバス停に着きました。優しい方だなぁと思い「ありがとうございました」と
お礼を言いました。
半分ほど濡れていただろう女性の方は「私もバスに乗りますね」と
ニコニコ笑って言われました。こんなにも気を使っていただき、ありがたいと思いました。何げないしぐさが素敵だし、それでいて、とても
丁寧な言葉。素晴らしい女性に出会って幸せだなぁとつくづく思いました。
感謝しても足りないほどのあなたの
優しさに、ちょっぴり涙が出そうになりました。また会いたいです」
★こんな方は、めったにいませんね。感謝!
第156回 2017.6.13(火)
「出会い」
「リハビリに通っている病院で、車いすを借りようとしていると、「お手伝いしましょうか?」と
女性から声を掛けられました。私は優しい方だなと思いながら、「ありがとうございます。
大丈夫です。自分でできますので」と笑顔でお礼を言い、いつものように、
におい袋をプレゼントしました。
すると、女性は「失礼ですが小野恭子さんですよね?」と問いかけてきました。私は驚きながら返事をし、なんで名前がわかったんだろうか?と不思議でしょうがない。「あのぉ、どこかで、お会いしましたっけ?」。「実は
以前、におい袋をもらったことがあるんです。それと去年、宮日の
茶の間の欄に載っていましたよね。ポプリの事を書いていたので、
すぐに分かりました」と、その方は言われました。宮崎日日新聞は毎日欠かさず読んでいるとの事。とても素敵な再会に
ワクワクしてきて「是非お名前を教えてください。また、
ポプリをプレゼントします」と答えた。
なんと、その後も別の場所で、その方と何度も会いました。少しずつ
会話も弾むようになり、今度は、何を話そうかと楽しくなりました。
人生いろいろあるものですね。「縁」とは、不思議な物と、つくづく思います。嬉しくて涙が出そうになり、また、どこかでお会いしたら、
声を掛けて下さいね」
★女性の方と出会ったのが記念病院でした。本当に嬉しかったなぁ。
第153回 2007.3.16(金)
「優しい店員さん」
「寒いのが苦手な私は、大型ストアで肌着を買おうと思いました。
暖かな春に向かって、今の時期肌着も残り少ない。どれも、ちゃんとした上下のものはなく、
ありあわせでは、ちょっと困る。ちょうど女性店員さんが来て、私が「上下の
肌着はないですか?」と聞きました。
ニコニコ笑顔の店員さんは「はい!探してみますね」と丁寧な言葉。「これは、どうでしょうか?」と
一生懸命に探してくれ、それも、ぴったりフィット。
店員さんは今度はレジまで持って行きました。そして、
おじぎをすると「また、いつでも、来てください」と言い、優しい方だとつくづく思いました。めったにいない、気を配る方だと私は思いました。本当に
感謝、感謝」
★これは、2007年の事です。大型ストアも当時は活気がみなぎっていました。
第135回 2017.1.18(水)
「さわやかな一日」
「穏やかな日、私たち障害を持つ人たちには嬉しい限りです。飲食店でひとまず書き物を終え
支度をしようと思いました。
座っている女性が2人いました。すると、一人の方が、そわそわしています。それも、私の方をちらっ、ちらっと見ています。
バスの時間もあり、余裕を持って少し早めに行こうと思ったら、「さげますね」と
トレーを持ってくれました。びっくりやら、嬉しいやらで、それでも少し
戸惑いながらも「あっ!ありがとうございます」本当にさわやかな
最高の一日でした」
★飲食店で、たまにトレーを持ってくれる方がいます。本当に感謝です。
第113回 2014.12.17(水)
「優しい女性と出会って幸せ」
「私は先日、橘通3丁目のバスに乗ろうとすると左座席には何か所か「
優先席」と書いてあり、ゆっくり座ろうと思いました。
すると、前に座っていた中年の女性の方が「ここ(その方の座席)座りませんか?」と
優しい声で言われました。私は「そこも(その方の後ろの座席)『優先席』ですので、ありがとうございました」と
お礼を言いました。
いつも、におい袋をバッグに持ち歩いているので、プレゼントしようと「これは北海道のラベンダーです。どうぞ」と。「
えっ!いいんですか?ありがとうございます」と少し驚いた様子の、その方。
バスを降りようとしたその方が「これお礼に」と手作りの押し花入りスケジュール帳を私に下さりました。「ありがとうございます。
大切にします」と私は少し、びっくりしましたが、それでも、なんども手を振りました。
優しい方に出会って幸せだなぁ。また会いたいです」
★何げない、ちょっとした仕草や言葉が大きく膨らんで優しくなります。
第111回 2015.10.27(火)
「親切な女性に出会えて感謝」
「私が歩いていると、向こうから目の不自由な老人の方が1人白い杖を使い歩いてきました。私は立ち止まり少し考え
思い切って「どこに行くんですか?」と声を掛けました。
「うどん屋さんに行きたいんです」と言われ「私も障害者で分からないので
誰かに聞いてみましょうね。ちょっと、ここで待っててくださいね」。私は
人通りの多い場所で1人の女性の方に聞きました。
「すみません。この方が、この辺に、うどん屋さんがあると聞いたんですが、どこかご存知ないですか?」その方は
ニコニコ笑って「近くの、うどん屋さん知ってますよ。一緒に行きましようか」と親切で丁寧な言葉で言われました。
私は「ありがとうございました」といい、その方は老人の方の手を握り、ゆっくりと歩いて行きました。とても優しい
光景で、それでも感謝しても足りない程だった。
見知らぬ方と出会って私は嬉しかったなぁ。また、
お礼をしたいと思いました」
★目の不自由な方を見ると、いつも気になるんです。
付き添いの方がいれば安心ですね。
第82回 2007.4.18(水)
「素敵だった車いすの女性」
「私が喫茶店でコーヒーを飲んでいると、店員さんは
車いすに乗っている女性を
誘導していました。「ここでいいですか?」とテーブルの近くまでつけ、コーヒーカップを置き
女性は「ありがとう」といいました。その車いすの方は、なかなか思うようには、いかないようで
難儀していました。
私が、「イスをのけましょうか?」と言うと「はい!お願いします」と優しい女性が言いました。私は「車いすで
時々、ここに来るんですか?」と言えば「はい!時々です。でも
雨の時は来ないです。一人暮らしで気ままに
エンジョイしています。お互いに頑張りましょうね」と、その方は逆に笑顔で返し
圧倒されました。
本当だよね!お互いにエンジョイすれば心がウキウキして楽しくなります。悩みなど、吹っ飛ばし快適に、過ごすのも一理。車いすの女性、
素敵に見えたよ。また、会おうね!」
★いろんな車いすの方と、時々お話します。みなさんキラキラしていて素敵です。